酒ディプロマの合格率・難易度|公式実績と試験対策【2026年版】
この記事を監修
平沼柊哉
酒学道場 代表・J.S.A.正会員
この記事の結論
- 2025年度のSAKE DIPLOMA合格率は31.1%(受験者2,006人・合格者623人)です
- 難しさの背景には、約250ページの教本から問われる知識量、テイスティングの言語化、論述試験があります
- 一次試験の土台となる分野は「日本酒の歴史」「醸造(製法)」「主要な酒米」です
- 独学でも、重要分野の把握と計画的な問題演習を重ねることで合格を目指せます
この記事の対象読者
- 酒ディプロマ試験の受験を検討している方
- 独学で合格を目指す社会人受験生
- 試験の合格率や難易度の推移を正確に把握したい方
- 効率的な学習計画や対策の進め方を知りたい方
日本ソムリエ協会(J.S.A.)の公式資料によると、2025年の酒ディプロマ合格率は31.1%(受験者2,006名・合格者623名)でした。2021〜2024年の合格率は35%〜44%前後で推移していましたが、直近の2025年は30%台前半となっています。
日本ソムリエ協会(J.S.A.)が主催するこの認定試験は、約250ページにおよぶ公式教本から出題されます。範囲の広さに圧倒される方もいますが、試験の出題範囲と重要論点を押さえて順序立てて学べば、独学でも着実に合格水準へ到達できます。
公式教本(第4版)の構成と公開データをもとに、試験の概要、合格率の推移、一次試験の出題分野、二次試験の対策ポイントを整理します。
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)の基本情報

酒ディプロマとはどのような資格か
酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)は、一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A.)が主催する日本酒と焼酎の資格認定試験です。2017年に創設されました。
日本酒や焼酎の正しい知識を普及させ、飲食業における提案力や消費者への啓発活動を担うスペシャリストの育成を目的としています。試験では、知識を測るマークシート方式の一次試験だけでなく、実際に試飲して香りや味わいを分析するテイスティングや論述を課す二次試験が実施されます。
合格者には認定証書とバッジが授与され、日本酒や焼酎の専門知識を有する者として認定されます。
参照:一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A.)公式サイト
受験資格は満20歳以上で職歴不問
酒ディプロマの受験資格に職務経験の要件はありません。試験年度の基準日(2026年度は2026年8月31日)時点で満20歳以上であれば、飲食・酒類業に従事しているプロから愛好家まで、誰でも受験できます。
ソムリエ試験のように実務経験年数を証明する書類の提出は不要です。幅広い層が挑戦できる門戸の広さがあります。
国際資格「SAKE DIPLOMA International」との違い
日本ソムリエ協会では、日本語で実施される通常のSAKE DIPLOMAとは別に、英語などで行う「SAKE DIPLOMA International」も実施しています。
出題範囲は日本語版教本とおおむね共通ですが、海外に向けて日本酒や焼酎の魅力を発信できる人材の育成を目的としています。日本国内の飲食店や酒販店での実務、個人の教養目的であれば、まずは通常の日本語試験を選択するのが一般的です。
参照:J.S.A. SAKE DIPLOMA INTERNATIONAL認定試験
2026年度の試験日程・受験料・試験形式
2026年度の認定試験は、3月2日に出願の受付が開始されました。一次試験は7月15日から8月26日まで実施され、二次試験は9月28日に行われます。
2026年度の試験日程
| 項目 | 日程・詳細 |
|---|---|
| 出願期間 | 2026年3月2日(月)10:00 〜 7月10日(金)17:59 |
| 一次試験(CBT方式) | 2026年7月15日(水)〜 8月26日(水)の期間内で日時・会場を選択 |
| 二次試験(テイスティング・論述) | 2026年9月28日(月)、指定会場 |
| 合格発表 | 一次は試験終了直後にPC画面へ表示。二次は後日マイページ等で通知 |
| 受験資格 | 基準日(2026年8月31日)時点で満20歳以上(国籍・職歴不問) |
| 認定登録料 | 合格後に別途20,950円(消費税込) |
| 一次試験免除 | 一次通過の翌5年間のうち3回まで、一次免除で受験可能 |
一次試験はコンピュータを使って解答するCBT(Computer Based Testing)方式で行われ、指定期間内の都合のよい日時とテストセンターを選択して受験します。終了ボタンを押すと、その場で画面に合否結果が表示されます。
2026年度は二次試験が9月28日に設定されました。一次試験期間の終了(8月26日)から二次試験本番まで約1ヶ月の期間となります。一次試験の合否が判明した後に準備を始めるのでは日程が限られるため、一次の学習中から日頃の試飲を通じてテイスティングの準備を進めておく必要があります。
試験形式の概要
| 試験段階 | 形式 | 試験時間・問題数 | 内容 |
|---|---|---|---|
| 一次試験 | CBT方式(PC四択) | 60分/100問 | J.S.A.公式教本(第4版)から出題。期間中最大2回まで受験可能 |
| 二次試験 | テイスティング・論述 | テイスティング30分、論述20分 | 日本酒・焼酎の外観・香り・味わいの分析評価、指定テーマの記述 |
2026年度の受験料と諸費用
受験料は、日本ソムリエ協会の正会員か一般受験者か、また一次試験を1回受験するか2回受験するかによって異なります(すべて消費税込)。
| 区分 | J.S.A.正会員 | 一般 |
|---|---|---|
| 一次1回受験 | 23,700円 | 32,900円 |
| 一次2回受験 | 28,600円 | 37,800円 |
| 二次のみ受験(一次免除) | 7,300円 | 14,210円 |
一般受験者が一次試験を1回受験して合格した場合、受験料32,900円と合格後の認定登録料20,950円を合わせ、初年度の費用は53,850円となります。合格後の年会費や資格更新料はかかりません。
一次2回受験は、期間内に一次試験を最大2回受けられる制度です。1回目で不合格となった場合でも、日程を改めて再挑戦できます。一般受験者の差額は4,900円です。
なお、過去に一次試験を通過している場合、通過の翌5年間のうち3回まで一次試験が免除され、二次試験から受験できます。合格年を含む5年間ではない点に留意してください。
酒ディプロマの合格率と難易度推移
2021年〜2025年の年度別推移
以下は、日本ソムリエ協会「資格保有者一覧表」に基づく2021年から2025年の最終合格率の推移です。なお、一次試験や二次試験ごとの段階別合格率はこの資料に記載されていません。
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 2,006人 | 623人 | 31.1% |
| 2024年 | 2,014人 | 779人 | 38.7% |
| 2023年 | 1,899人 | 668人 | 35.2% |
| 2022年 | 2,054人 | 878人 | 42.7% |
| 2021年 | 2,183人 | 970人 | 44.4% |
出典:日本ソムリエ協会「資格保有者一覧表」(2026年1月1日現在、2026年9月27日確認)。
2025年の合格率は前年の38.7%から7.6ポイント低下していますが、この数値の変動のみから試験自体の難化や学習法の優劣を断定することはできません。全体の合格率に過度に左右されず、一次の知識習得と二次のテイスティング・論述対策を計画的に進めることが大切です。
難易度を構成する要素
試験では、一次の知識問題と二次のテイスティング・論述に対応する準備が必要です。
| 要因 | 内容 |
|---|---|
| 出題範囲の広さ | 歴史、醸造工程、酒米の系統、各産地の銘柄、焼酎、法規など教本約250ページから多角的に出題される |
| テイスティングの分析表現 | 香りや味わいを感覚的に捉えるだけでなく、協会指定のテイスティング用語を用いて客観的に言語化する力が求められる |
| 制限時間内の論述 | 指定されたテーマに対し、要点を論理的に整理して文章化する記述力が求められる |
| 必要な学習量 | 初学者が基礎から固める場合、100〜300時間程度の学習時間を想定して準備する人が多い |
他の酒類資格との比較
飲食・酒類関連の資格には、それぞれ対象や目的が異なる複数の認定試験が存在します。
| 資格名 | 主催 | 受験資格 | 試験内容 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| 酒ディプロマ | 日本ソムリエ協会 | 満20歳以上(職歴不問) | CBT、テイスティング、論述 | 日本酒・焼酎の科学的・体系的知識と官能評価を重視 |
| ソムリエ | 日本ソムリエ協会 | 飲食サービス等の実務経験(3年以上、会員2年以上) | CBT、テイスティング・論述、サービス実技 | ワイン中心。プロの抜栓・デカンタージュ等の実技がある |
| ワインエキスパート | 日本ソムリエ協会 | 満20歳以上(職歴不問) | CBT、テイスティングのみ | ワイン愛好家・業務従事者向けの知識と試飲試験 |
| 唎酒師 | 日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI) | 満20歳以上 | 講習受講、テイスティング、筆記等 | 顧客への提案やペアリングなどサービス実践力を重視 |
| 日本酒検定 | 日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI) | 級ごとの規定による | マークシート筆記試験 | 日本酒の歴史や雑学を中心とした愛好家向け検定 |
酒ディプロマは職務経験を問われない資格としては難度が高く、製法や微生物の働き、品種系統などの科学的な知識が深く問われる点に特徴があります。
資格取得で得られる専門性と活用場面

酒ディプロマの学習を通じて身につく知識と官能評価技術は、実務や個人の活動で次のように活かせます。
- 提案の根拠を説明できる:料理と酒のペアリングを提案する際、「甘口だから」「すっきりしているから」といった感覚的な言葉だけでなく、酸度やアミノ酸度、製法由来の特徴に基づいた説明ができるようになります。
- テイスティングの共通言語を扱える:香りの構成要素や後味の特徴をソムリエ協会の共通用語で表現できるようになり、同業者や顧客に対して客観的な酒質評価を伝えられます。
- 造りの意図を理解できる:ラベルに記載された精米歩合、酵母、酒母のタイプなどから、蔵元がどのような酒質を目指して醸造したのかを読み解く力がつきます。
一次試験の主要分野と学習の進め方
一次試験は教本全体から満遍なく出題されますが、学習の足がかりとして優先すべき基幹分野が存在します。すべてのページを同一の配分で読み込むのではなく、まずは根幹となる製造工程や原料の仕組みを固めることが効率的です。

学習の土台となる3つの重要分野
出題の土台となるのは「日本酒の歴史」「醸造(製法)」「主要な酒米」の3分野です。
1. 醸造(製法)
製造工程は酒ディプロマ試験の最重要論点です。精米から始まって洗米・浸漬、蒸きょう、製麹、酒母(酒母の種類:生酛系、速醸系)、段仕込み(三段仕込み)、発酵、上槽、火入れ、貯蔵、瓶詰めに至る一連の流れを正確に把握します。
特定名称酒の規定(純米酒、吟醸酒、本醸造酒などの要件)は確実に頭に入れます。精米歩合、使用原料、こうじ米の使用割合(15%以上)といった細かな規定は混同しやすいため、表にして整理しておきます。
2. 主要な酒米(酒造好適米)
酒造好適米の特性、一般米との違い(大粒、心白の発現、低タンパク質など)を理解します。特に山田錦、五百万石、美山錦、雄町などの代表品種については、特性だけでなく主な産地(都道府県)や交配の組み合わせを押さえる必要があります。
各都道府県で開発された独自の酒造好適米(例:秋田酒こまち、出羽燦々、越淡麗など)についても、産地と品種を結びつけて整理します。
3. 日本酒の歴史
古代の口噛み酒の記録から、奈良・平安時代の僧坊酒、室町時代の諸白造りの確立、江戸時代の下り酒や生酛系の技術発展、明治以降の税制と国立醸造試験所の設立、速醸酛の開発や一升瓶の普及まで、技術革新の経緯を時系列で整理します。単に年号を覚えるのではなく、「どのような背景からその技術が生まれたのか」という因果関係を捉えておくと知識が定着しやすくなります。
続いて押さえるべき周辺分野
- 焼酎・泡盛:単式蒸留焼酎(乙類)と連続式蒸留焼酎(甲類)の製法上の違い、麹菌(白麹、黒麹、黄麹)の特徴、主原料(芋、麦、米、黒糖など)による産地と製造工程の差異を整理します。
- 各地の酒処と地理的表示(GI):日本酒・焼酎における地理的表示(GI山形、GI白山、GI灘五郷、GI壱岐、GI球磨、GI琉球など)の指定地域と指定要件を確認します。生産量の多い上位県や、特徴的な酵母・酒米を推進している地域の動向も確認対象です。
- テイスティング理論と料理との相性:甘味・酸味・苦味・旨味の相互作用、テイスティングチャートの読み方、日本酒のタイプ分類と相性のよい料理の傾向を理解します。
学習計画の立て方と進め方の例

受検までに3〜6ヶ月程度の準備期間を設ける場合の標準的な学習計画例です。日々の学習時間は平日1時間、休日2〜3時間を一つの目安とします。
3段階の進め方
| 時期 | 段階 | 目標 | 具体的な進め方 |
|---|---|---|---|
| 開始〜2ヶ月目 | 基礎固め | 全体像の把握と主要分野の整理 | 公式教本を通読し、醸造工程・酒米・歴史の重要語句をノートや単語帳に整理する |
| 3〜4ヶ月目 | 問題演習 | アプリや問題集での知識定着 | 章別の問題演習を反復し、誤答した箇所の周辺知識を教本で再確認する。焼酎分野も着手する |
| 直前1〜2ヶ月 | 総仕上げ | 実戦演習と弱点克服 | CBT形式の模擬試験で60分100問の時間感覚をつかみ、正答率の低い単元を集中して補強する |
一次試験のCBT問題は非公開です。市販の問題集やアプリの問題は過去の出題傾向を踏まえて作成された予想問題・再現問題であるため、解きっぱなしにせず、必ず公式教本に戻って前後の記述を確認する姿勢が大切です。
二次試験(テイスティング・論述)の構成と対策
二次試験は一次試験通過者を対象に、指定会場で実施されます。試験時間はテイスティングが30分、論述が20分です。
テイスティング試験(30分)
日本酒複数種類(例年4〜5種類程度)および単式蒸留焼酎(例年1〜2種類程度)が出題されます。外観(色調や清澄度)、香り(第一印象、果実・花・スパイス・ミネラルなどの要素)、味わい(アタック、甘味、酸味、苦味、バランス、余韻)の各項目について、選択肢マークシート方式で該当する用語をマークします。
あわせて、特定名称(純米大吟醸、純米酒、本醸造など)や主要原料米、アルコール度数の推測を問う設問が含まれます。
- 外観の観察:無色透明に近いのか、黄色味や緑色味を帯びているのか、熟成のニュアンスがあるかを確認します。
- 香りの分類:吟醸香(リンゴ様のカプロン酸エチル、バナナ様の酢酸イソアミル)の有無、生酛・山廃系に由来する乳製品や酵母の香り、原料米由来のふくよかな香りなどを判別します。
- 味わいの評価:口当たりから中盤の広がり、後味のキレや苦味の残り方までを観察し、教本の表現用語体系に当てはめて選択します。
普段の飲酒時から「この酒はカプロン酸エチル系か酢酸イソアミル系か」「酸の立ち方はどうか」と分析的に観察する習慣をつけておくことが、二次試験の土台になります。
論述試験(20分)
指定されたテーマに対し、指定文字数(100〜200字程度など、年度により設定)で解説文を作成します。例えば「生酛系酒母と速醸系酒母の違いについて述べよ」「火入れの目的と効果について説明せよ」といった、醸造学や酒造技術の本質に関わるテーマが出題されます。
採点者が求めるキーワードを過不足なく盛り込み、短時間で筋道の通った文章をまとめる記述力が問われます。一次試験の学習中から、用語の定義を「他人に説明する言葉」で整理しておくことが論述対策につながります。
学習手段の選び方

受検生の生活リズムや予算に応じた主な学習環境の比較です。
| 学習手段 | 費用の目安 | 学習の進め方 | メリット | 留意点 |
|---|---|---|---|---|
| 独学(教本中心) | 教本代のみ(数千円) | 自身で計画を立案 | 費用を抑えられ、時間や場所を自由に選べる | モチベーション維持とテイスティングの自己評価が難しい |
| 学習アプリ併用 | アプリ利用料(各社規定) | スキマ時間に問題演習 | 問題演習の量を確保でき、弱点の可視化がしやすい | テイスティングの実技対策は別途自身で行う必要がある |
| 通信講座 | 3万〜6万円程度 | 教材や添削の活用 | 自宅で体系的な教材・カリキュラムに沿って学べる | 試飲サンプルの管理や実技の自習が必要 |
| 通学スクール | 10万〜20万円程度 | 講義受講と試飲実習 | 講師から直接テイスティング指導を受けられ、仲間ができる | 費用が高く、通学時間や講義日程に拘束される |
費用を抑えつつ実力をつけたい場合、一次試験対策は教本と問題演習アプリを軸に独学で進め、二次試験対策として単発のテイスティングセミナーを活用する組み合わせも効果的です。
学習アプリ「酒学道場」の特徴と活用方法
独学で挑む受験生に向けて設計された学習アプリ「酒学道場」は、教本内容の定着を支援する機能を備えています。
- 分野別の網羅的トレーニング:教本の章立てに沿って一問一答形式で問題を解くことができます。教本を一通り読んだ直後に対応する単元の問題を解くことで、インプット直後の定着を促します。
- 模擬試験機能:本番のCBT試験と同じように、ランダムに出題される問題を時間制限内で解答する演習が行えます。
- 弱点分析と復習機能:間違えた問題が自動で記録され、苦手な章や間違えやすい問題を重点的に反復学習できます。
通勤中の電車内や休憩時間などの短い空き時間を活用して問題演習を積み重ねることで、机に向かう時間が取りにくい社会人でも継続的な学習が可能です。
詳細な機能や料金体系については、公式サイトの案内をご確認ください。
合格者の体験談
「酒学道場」を活用して合格された方の学習例です。
- 飲食業勤務(Aさん):「まとまった勉強時間の確保が難しかったため、通勤時間や休憩中にアプリを利用しました。間違えた問題だけを反復できる機能を使い、手薄になりがちだった焼酎分野を整理できました」
- 愛好家受験(Bさん):「教本の厚さに最初は戸惑いましたが、章ごとに問題を解き進めることで重要箇所の輪郭がつかめました。解説を確認しながら教本を読み返すサイクルが役立ちました」
- スクール併用(Cさん):「ワインスクールでの講義と並行して演習用として活用しました。授業の復習や模擬演習として使い、本番に向けた時間配分の確認に役立てました」
よくある質問
酒ディプロマの合格率はどのくらいですか?
日本ソムリエ協会が公表している最新の2025年データでは、酒ディプロマの合格率は31.1%(受験者2,006名、合格者623名)です。なお、2026年の年間合格率はまだ確定していません。
酒ディプロマは独学でも合格できますか?
計画的な学習を積み重ねることで、独学での合格は可能です。公式教本を中心とした知識の整理に加え、問題演習やテイスティング用語の整理を自力で進める準備が求められます。
酒ディプロマの勉強時間はどれくらい必要ですか?
初学者からの計画例としては、100〜300時間程度を目安に設定する学習者が多く見られます。平日1時間、休日2〜3時間程度の確保で、3〜6ヶ月ほどかけて準備する配分が一つの基準になります。
酒ディプロマの一次試験で優先すべき分野はどこですか?
出題範囲の中でも「日本酒の歴史」「醸造(製法)」「主要な酒米」は基礎となる重要分野です。教本通読の初期から優先して整理することをおすすめします。
酒ディプロマときき酒師の違いは何ですか?
主催団体や試験形式が異なります。酒ディプロマ(J.S.A.主催)は合格率31.1%(2025年実績)の筆記・実技試験で学術的・体系的な知識が問われます。きき酒師(SSI主催)は講習会受講を軸とした実践的なサービス力重視の認定制度です。
計画的な積み重ねが合格への近道
酒ディプロマの試験範囲は多岐にわたり、専門用語や数値の整理が求められます。しかし、歴史・醸造・原料米という骨格から順序立てて整理し、問題演習と教本の確認を反復すれば、独学でも合格ラインに到達できます。
一次試験を通過した先にある二次試験では、培った知識を感覚と結びつけて表現する力が問われます。まずは教本の全体像を把握し、一歩ずつ知識を積み上げていきましょう。
一次試験のより詳細な勉強法については【2026年版】酒ディプロマ一次試験に受かる勉強法を、CBT方式の特徴については酒ディプロマ試験のCBT方式とは?を、資格取得後の活用イメージについては酒ディプロマ取得のメリットもあわせて参考にしてください。
参考文献・情報源
- 日本ソムリエ協会・資格保有者一覧表(2026年1月1日現在)
- 一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A.)公式サイト
- 試験案内 J.S.A. SAKE DIPLOMA
- J.S.A. SAKE DIPLOMA INTERNATIONAL認定試験
- J.S.A. SAKE DIPLOMA教本(第4版)
📝 更新履歴
- 2026年9月27日:合格率の導入・本文・FAQを2025年公式実績に統一。年度表の出典と確認日を明記
- 2026年9月17日:本文と関連情報を見直し、説明を整理
- 2026年8月3日:2026年度の日程・受験料を反映し、合格率の比較表を2025年度のソムリエ/ワインエキスパート実績で更新
- 2026年1月22日:合格率・難易度セクションを追加、年度別データを追加
- 2025年7月9日:2025年度試験情報を更新
- 2025年5月16日:初版公開
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