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酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)とは

酒ディプロマ(SAKE DIPLOMA)は、一般社団法人日本ソムリエ協会(J.S.A.)が認定する、日本酒と焼酎に特化したプロフェッショナル資格です。 2017年に新設され、日本酒や焼酎の製造方法、歴史、テイスティング技術、そして料理とのペアリングなど、 実務で役立つ幅広い知識とスキルを証明する資格として注目されています。

1. 受験資格

酒ディプロマの受験資格は、広く門戸が開かれています。

  • 基準日時点で満20歳以上であること
  • 国籍・職種・経験は不問
  • J.S.A. SAKE DIPLOMA資格を未取得であること

ソムリエ資格とは異なり、飲食業界での実務経験は問われません。 そのため、飲食店や酒販店で働くプロフェッショナルはもちろん、 日本酒を深く学びたい愛好家の方々も多く挑戦しています。

2. 試験日程(2025年度)

2025年度の試験スケジュールは以下の通りです。

出願期間3月3日(月)10:00 ~ 7月10日(木)17:59
一次試験7月15日(火)~ 8月26日(火)
(CBT方式・期間内で日時選択可)
二次試験10月6日(月)
(札幌・盛岡・仙台・東京・長野・金沢・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・高松・福岡・鹿児島・那覇)

※最新かつ詳細な情報は必ず日本ソムリエ協会公式サイトをご確認ください。

3. 受験費用(2025年度)

2025年度より受験料が改定されています。 一般(非会員)の方の受験料には、教本(Fourth Edition)の代金が含まれます。

区分1回受験2回受験
J.S.A.正会員・賛助会員23,700円32,900円
一般(非会員)32,900円37,800円

※すべて税込価格です。
※合格後、別途認定登録料(20,950円)が必要です。
※一次試験は最大2回まで受験可能で、出願時に回数を選択します。

4. 出題範囲・試験形式

試験は「一次試験(知識)」と「二次試験(テイスティング・論述)」で構成されます。 2025年度は「J.S.A. SAKE DIPLOMA教本 Fourth Edition」に準拠して出題されます。

一次試験(CBT方式)

  • コンピュータを使用した選択式問題(4択など)
  • 全国のテストセンターで期間内に受験
  • 試験時間:60分
  • 合否は試験終了直後に画面で発表

主な出題分野:

  • 日本酒の歴史・文化
  • 原料・製造工程(精米、麹、酵母、発酵など)
  • 日本酒の分類・特定名称
  • 全国47都道府県の酒造り・酒米・特徴
  • 焼酎・泡盛の製造・分類
  • 料理とのペアリング・サービス

二次試験(テイスティング+論述)

  • テイスティング:日本酒4種類 + 焼酎2種類(例年)
  • 論述試験:指定されたテーマについて200文字程度で記述
  • 全国の指定会場で一斉実施

テイスティングのポイント:

  • 外観(色調、透明度)
  • 香り(果実香、原料香、熟成香など)
  • 味わい(甘味、酸味、苦味、旨味、余韻)
  • 特定名称や製造方法の推定

5. 合格率の推移

近年の合格率は30%台後半〜40%台で推移しています。 決して簡単な試験ではありませんが、正しい学習を積み重ねれば十分に合格を目指せます。

年度合格率
2020年44.2%
2021年44.4%
2022年42.7%
2023年35.2%
2024年38.7%

※2024年度の実績:一次試験合格率 57.2% / 二次試験合格率 63.4% / 最終合格率 38.7%

有資格者からのワンポイント

数字だけ見ると厳しく感じられるかもしれませんが、一次試験は正しく勉強をすれば、確実に点数が取れます。 CBT方式では重箱の隅をつつくような問題も出題されるため、過去問だけでなく教本の精読が必須です。

6. 難易度と学習のポイント

酒ディプロマは、ワインエキスパート資格と同程度、あるいは分野が専門的であるため 「馴染みがないと覚えにくい」と感じる方も多い試験です。

合格への道のり

  • 教本の精読:試験問題は教本から出題されます。細かい数値や産地の特徴まで丁寧に読み込む必要があります。
  • テイスティングの訓練:個人の感覚ではなく「試験で求められるコメント」を選ぶ訓練が不可欠です。
  • 学習時間の確保:一般的に150〜200時間程度の学習が必要と言われています。早めのスタートが有利です。

7. 資格取得のメリット

信頼性の向上

「J.S.A.認定」のバッジは、日本酒の確かな知識を持つ証です。 飲食店や酒販店での接客において、お客様からの信頼感が大きく高まります。

提案力の強化

論理的なテイスティング能力とペアリングの知識が身につくため、 料理に合わせた最適な日本酒の提案ができるようになります。

キャリアの拡大

資格手当の対象になったり、セミナー講師やライターとしての活動など、 キャリアの選択肢が広がります。

人生の豊かさ

日本酒の背景にある歴史や文化を知ることで、日々の晩酌や旅行がより味わい深いものになります。 同じ志を持つ仲間との出会いも魅力です。

よくある質問(FAQ)

Q.酒ディプロマの難易度はどのくらいですか?

合格率は例年30%〜40%程度で推移しています。ソムリエやワインエキスパート試験と比較すると、範囲は狭いものの、日本酒製造プロセスの詳細な暗記が求められるため、専門性が高く難易度は決して低くありません。特に二次試験の論述対策は必須です。

Q.独学でも合格できますか?

はい、独学での合格も十分に可能です。ただし、公式教本の読み込みに加え、テイスティング能力の習得が課題となります。多くの合格者は、問題集アプリや少人数のテイスティングセミナーを組み合わせて対策を行っています。

Q.勉強時間はどのくらい必要ですか?

一般的に、初学者の場合は150時間〜200時間程度の学習時間が目安とされています。1日1時間の勉強で約半年、1日2時間なら約3ヶ月の期間が必要です。試験は7月から始まるため、遅くとも3月〜4月には学習を開始することをお勧めします。

Q.ソムリエ協会に入会する必要はありますか?

受験にあたって入会は必須ではありません。ただし、会員になると受験料が割引になるほか、機関誌などの情報が得られるメリットがあります。受験料の差額と年会費を比較して検討することをお勧めします。

Q.二次試験のテイスティング対策はどうすればいいですか?

まずは基本となる品種(酒米)の特徴や、特定名称ごとの典型的な味わいを覚えることから始めます。自宅でのトレーニングに加え、比較試飲ができるセットを購入したり、試験対策用のセミナーに参加して「合格するためのコメント」を身につけることが重要です。

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